
ものすごく簡単なごちそう「セロリとアサリのワイン蒸し」【シェフ直伝レシピ】
皆さん、こんにちは。vivoの花本朗です。さて連載27回目となる今日は、これからがベストシーズンのアサリを使った料理を紹介します。旬のアサリをセロリと合わせ、シンプルに白ワインで蒸し上げた〈アサリとセロリのワイン蒸し〉です。
この料理は元々ベルギー発祥で、ムール貝を使ったものが一般的ですが、ここ日本ではアサリを使用するのが1番です。この時期のアサリは身も大きく、鉄分やミネラルなどの栄養分も豊富なので特にオススメ。そして何より安価で簡単に手に入るのが嬉しいですよね。
【家バルつまみ by vivo花本朗 #27】アサリとセロリのワイン蒸し
合わせる野菜はセロリ。
ベルギーやフランスでも大抵ワイン蒸しにはセロリを合わせます。セロリの香味が貝の旨味を引き立たせるのでしょうね…… 後、昔はあまり新鮮でない貝も調理していたでしょうから、臭み消しの意味合いもあったのかもしれません。いずれにせよ相性抜群なので試してみてくださいね。もし「セロリが苦手……」という方がいらっしゃいましたら、玉ねぎで代用を。その際はちょっとだけニンニクを足してください。より美味しく作れると思います。
セロリは根元の方の太い部分はサラダなどの他の料理に使ってもらって、葉に近い方の細くて固い部分をこのワイン蒸しに使うとムダなく消費できるかと思います。
では今回も早速作っていきましょう!
【材料】
アサリ 300g
セロリ 1/2本
白ワイン 50cc
サラダ油 大さじ1
材料はたったこれだけです。とってもシンプルでしょ?サラダ油の代わりにバターを使用してもいいですが、個人的にはバターは必要ないかと…… アサリの美味しさをストレートに味わうにはサラダ油の方が適しています。
【作り方】
①先ずはアサリの砂抜きをしておきましょう。最近では塩抜き洗浄されたものが販売されていますが、念のため。 ※塩水(コップ3杯の水に塩小さじ3杯)で30分程浸し、1度水洗いしてから使用。
②鍋にサラダ油を入れ、カットしたセロリを投入。強火で炒めていきます。
③セロリに火が通ったら、アサリを一気に加え、白ワインを回し入れます。火は強火のまま。
④直ぐにフタをして待つこと1分。
⑤フタをとって、殻が開いていたら火の通ったサイン。まだ開いていないようなら火加減が弱かったのかもしれません。強火にして更に30秒火を入れていきましょう。
⑥殻の開いたアサリを先にお皿に盛ります。
⑦ここでスープの味見。まだ白ワインの酸味が残っているようでしたら、少し煮詰めてあげるとグッと美味しくなりますよ。お好みの味わいになったら、アサリの上から熱々をかけてあげましょう。アサリを鍋に入れたままでこの工程を行ってしまうと、アサリの身が硬くなってしまうので注意くださいね。
はい、これで完成です。
このスープが最高ですから、ぜひバゲットと一緒にどうぞ。
もし白ワインが家にない……という方は実はビールでもOKなんです。 白ワインの分量をそのままビールに置き換えてもらえば大丈夫。ビール蒸しもちゃんとした調理法で、実はとっても美味しいんですよ! この料理発祥の地、いかにもベルギーらしい感じですよね。
残りの余ったビールを飲みながら、熱々のアサリをいただくのもいいんじゃないでしょうか。
ぜひいろいろと試してみてください。
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フレンチデリとデイリーワインをメインに提供する一人でも気軽に使える地域密着型のバル。花本さんは中野本店でキッチンに立っています!レシピの質問も気軽にお店で花本さんに!
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