驚き!りんご、バナナ、パイナップルで「いつものカレー」がこんなに美味しくなる!【シェフのコツ】
皆さん、こんにちは。vivoの花本朗です。 さて連載40回目となる今日は暑い夏にぴったりの辛旨な夏カレーを紹介します! 『バル』と『カレー』ってちょっとミスマッチな感じはありますが…… 実は私のお店でもランチタイムだけはカレーを提供しているんです。 お客さまにとても好評で、vivoの隠れ人気メニューなんですよ。
今回はそのレシピをもとに、普段皆さんがご家庭で作っているカレーにあるものを加えるだけで、本格的なプロの味を体感できる方法をお教えします。
どうぞご期待ください。
リンゴとバナナとパイナップル
そのあるものとは、この3つのフルーツ。リンゴはよくカレーに入れるので置いといて、 バナナとパイナップル…… これはあまり聞きませんよね。でもこの2つがとても重要なんです。
更にリンゴとバナナはフレッシュなものを使用しますが、パイナップルはパイン缶、いわゆるパイナップルのシロップ漬けを使います。しかもシロップごと! これらを全てミキサーに入れて回し、カレーに加えます。
たったこれだけで本格カレーに大変身。とっても簡単でしょ?
ルウは辛口を。
ただ1つだけポイントがありまして、カレーのルウは必ず辛口をチョイスしてください。より辛口の方がこのフルーツ入りカレーには合う。
vivoでは別でレッドカレーペーストを加えて辛味をプラスしています。
辛味、酸味、甘みのバランスが最高で、後引く美味しさ。やみつきになる味わいです。辛いのが苦手な方でもこれらのフルーツを加えることで、びっくりするほどまろやかなカレーになりますので、是非試してみてくださいね。
では一通り、レシピと作り方紹介していきましょう。
【材料】
玉ねぎ(さいの目切り) 1個
牛肉または豚肉(小間切れ) 300g
カレールウ(辛口) 140g
水 300g
リンゴ 1/2 個
バナナ 1本
パイン缶 1缶(シロップ合わせて100g)
※このレシピはカレールウの箱の裏に書いてある基本レシピがベースになってます。ですから購入したカレールウのレシピ通りに作ってフルーツを足すだけでOKです。
ただ水の分量だけ要注意! 規定の水量からフルーツの総量を差し引いたお水を加えてください。フルーツはそのほとんどが水分なのでフルーツ+規定量の水を加えてしまうと、とても水っぽくて美味しくないカレーになってしまいます。そこだけ注意してください。
※お好みでレッドカレーペースト、ココナッツミルク、スパイス、バターなどを加えても。
※材料はこれだけです。野菜をプラスしたとしても人参くらいですかね。基本シンプルに作っていきます。絶対加えちゃいけないのがジャガイモ。よくカレーに入っていますが、ジャガイモは煮込むと崩れてカレー全体の味がボヤけてしまうので入れないでください。
【作り方】
①鍋にサラダ油を入れ、さいの目に切った玉ねぎを炒めます。
②玉ねぎがしんなりとしたらお肉を投入。
③お肉が炒まったらお水を加え、リンゴとバナナ・シロップ漬けのパイン缶(シロップごと!)をミキサーでまわして加えます。
④最後に辛口のカレールウを加え、15分煮込めば完成です。ぜひお好みでレッドカレーペーストやココナッツミルクも試して見てくださいね。グッと美味しくなりますよ。
皆さん、いかがでしたか?
今日は夏カレー。vivo人気カレーのレシピ紹介でした。
ぜひご家庭でも簡単に本格的なプロの味わいを体感していただけたらなと思います。
辛味と酸味、甘みが渾然一体となった絶品夏カレー。
お試しください!
ではまた次回。
フレンチデリとデイリーワインをメインに提供する一人でも気軽に使える地域密着型のバル。都内に20店舗以上展開しています!花本さんは中野本店でキッチンに立っていますから、レシピの質問も気軽にお店で花本さんに!
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