世界一おいしく究極シンプル。最強の「焼きパプリカ」とは?【プロのレシピ】
皆さん、こんにちは。vivoの花本朗です。 連載43回目となる今日は『パプリカ最強の食べ方』と題しまして、究極のパプリカ料理を紹介しますよ! 目からウロコの調理法から、美味しく仕上げるコツ、保存方法のポイントまで満載です。 どうぞご期待ください!
さてパプリカを使った料理といえば以前、フランス、バスク地方の郷土料理〈ピペラード〉を紹介させていただきましたが、ご覧になられた方いらっしゃいますか? 『なぜパプリカと塩だけでこんなに美味しいい料理ができるの?』
この料理もパプリカを最も美味しく食する調理法の1つですが、今回は更に上をいく究極の調理法です。スペインでは〈エスカリバーダ(焼き野菜)〉と呼ばれています。
焼き茄子ならぬ… 焼きパプリカ
皆さん、ところで「焼き茄子」の作り方ってご存知ですか? 茄子の皮を真っ黒になるまで焼いて冷水に取り、皮を剥いで完成ですね。
それをパプリカでやるのが〈エスカリバーダ〉です。焼き茄子ならぬ、焼きパプリカ。ここまで焦がすの?…って言うくらい真っ黒にするのが美味しく作るコツですよ。
では今回も作っていきましょう!
【材料】
赤パプリカ 1個
黄パプリカ 1個
(お好みで)
塩
オリーブオイル
ワインビネガー
【作り方】
①先ずはガスコンロに焼き網をおいてパプリカをのせます。
②点火。強火でパプリカを転がしながら、皮が真っ黒に焦げるまで焼いていきます。
③まだまだ…
④はい、これで焼き完了です。真っ黒な物体が2つ… とても食べものには見えませんね(笑)
⑤ここでポイントです。流水にさらして皮を剥くのが一般的なのですが、水にさらすと旨味も一緒に流れてしまうので避けましょう。パプリカをアルミホイルで包んで蒸らしながら冷ましていきます。
⑥10分後。パプリカが蒸されてしっとりとなっています。
⑦ペーパータオルで皮の部分をこすると綺麗に皮がむけます。中から色鮮やかなパプリカが!
⑧種を取りながらカットしてあげれば完成です。お皿に盛り、お好みで塩、ビネガー、オリーブオイルを。
皆さんどうでしたか?超シンプルながら究極の調理法。
おそらくパプリカを最も美味しく食べれる最強の方法だと思います。
もし保存する場合は、焼きパプリカをオリーブオイルでひたひたに浸してあげると良いです。これで空気と遮断されて〈マリネ〉された状態。冷蔵庫で5日ほどは美味しくいただけますよ。
好きな時に冷蔵庫から出して、カリッと焼いたバゲットにのせれば、それだけで最強のバルつまみです。
皆さん、ぜひ1度試してみてくださいね。
ではまた。
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