ナスがキャビアに変身⁉バケットが止まらない、簡単「焼きナスのディップ」【婚活レシピ】
皆さん、こんにちは。vivoの花本朗です。さて連載 51回目となる今日はナスを使ったフランスの野菜料理を紹介します。フランスでとってもポピュラーなこの料理は、そのままオードブルで、また魚料理の付け合わせとしてもよく使われます。 そしてその料理名がとてもユニークなんです!
『キャビア・ド・オーベルジヌ(Caviar d’aubergine)』これが今日紹介する料理の料理名で、直訳すると『ナスのキャビア』…
ナスのキャビア?! 面白い料理名だとは思いませんか?
焼きナスをペーストに
この料理、焼きなすをペースト状にしものなのですが、ナスの果肉って実は小さな種がたくさん入っているんですね。この粒々を生かして調理し、キャビアに見立てて作ることからこの料理名がつきました。
ナスのキャビアといってもその作り方は様々ですが、今日は1番簡単な方法をご紹介します。パーティーにもぴったりのこの料理、誰かを招いた時、ぜひ作ってみてください。
前述したウンチクも忘れずに添えて…
では今回も一緒に作っていきましょう!
【材料】
ナス 3本
塩 適量
にんにく 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ3
パン粉 大さじ1
粉チーズ 大さじ1
アンチョビ 1~2枚
【作り方】
①先ずナスの皮をむいて、適当な大きさにカット。
②軽く塩をしてフライパンで焼き色がつくまでソテー。ボウルに移しておきます。
③フライパンは洗わずそのまま。続いてオリーブオイル、にんにくのみじん切りを入れ、にんにくが色づくまで熱します。
④にんにくが色づいたら、ナスの入ったボウルにオイルごと入れます。アンチョビ、パン粉、粉チーズも加えましょう。
⑤フードプロセッサーにいれて回します。回しすぎると、ナスの粒々感がなくなるので注意。フードプロセッサーがない場合は包丁で粗みじん切りにしても美味しく作れます。
はい、これで完成です。
皆さんどうですか、この粒々感。 キャビアに見えなくもないでしょ?笑
この料理、フランスでは別名『貧乏人のキャビア』なんて呼ばれているんです。可哀想な料理名ですよね…
私のお店では冷やして、〈セルクル〉という円形の抜き型につめ、トーストしたバゲットを添えて提供しています。 ガラスボウルにざっくりと盛り付けてもいいですね。
バゲットにたっぷり塗って食べると最高です。
さずがに料理名は『ナスのキャビア』とは言えないので、(キャビアが入ってないじゃないかと、クレームが来そうです……)『焼きナスのディップ』としてお出ししています。
ぜひマスターしていただいてご活用ください。バゲットが止まらなくなる美味しさですよー。 ではまた次回。
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